文旦ピール
高知の親戚から毎年文旦をいただきます。香りがよく優しい味で私は大好きです。
昨年、突然「皮も食べられるのではないか」と思い付き、調べて試して、試行錯誤の末、柚子ピールならぬ文旦ピールをおいしく作ることが出来るようになりました。
材料:
文旦の皮 2個分
砂糖 1カップ+1カップ
1.文旦の皮をよく洗い、幅1cmぐらいの細切りにする。(薄く切り過ぎると煮崩れするので、そうなったらママレードにする)
2.なべに水を多めに入れ、文旦の皮を弱火で10分ゆで、ザルにあけて水を切る。これを2回繰り返す。
3.たっぷりの水につけて一晩置く。途中、2~3回水を換える。これでだいぶ苦味が取れる。ちょっと食べてみて苦味を調べる。苦すぎる場合はまた水を換えて、もうしばらくつけておく。
太く切った場合は苦味が抜けるのに数日かかることもある。
4.軽く水気を切ってなべに入れ、砂糖1カップを入れて落しぶたをし、中火~弱火で20分煮る。そのまま一晩置く。
5.さらに1カップの砂糖を加え、再び落としぶたをして中火~弱火で水分がほとんどなくなるまで煮詰める。
6.網かザルの上に重ならないように並べ(できれば、それをラップなしで冷蔵庫に入れておくと早く乾燥する)、3~4日乾かすとツヤが出てくる。
このあと、お好みでグラニュー糖をまぶしてもよい。
平たいお皿の上に並べて干してもいいです。多少くっつくので頑張ってはがしてください。
手順の3までで苦味を好みに調整してください。最初はすごく苦くて私には食べられないほどなのですが、苦味を抜きすぎても物足りなくなるかもしれません。
どのくらいまで乾かすかというのもお好みで。少ししっとりが好きなら2日ぐらいで、しっかり歯ごたえのある固めの方が好きなら5~6日乾かすといいでしょう。
苦味を抜く作業をしているうちに、白っぽくなってしまいますが、乾かしていくうちにきれいな黄色に戻り、ツヤも出てきます。